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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第3章 萌葱-moegi-


「うっ…あっ…ああっ…やめろっ…」


やっと力が入ってきた。


シーツをぎゅっと掴んで身体を起こそうとした。


後ろから、ぐいっと伸し掛かられた。


「ダメ…やっときたチャンスだもん…」


そういうと、またソコに熱いモノがあてがわれた。


今度はさっきよりもすんなりと中に入ってきた。


「うーっ…んっあっ…やめろってっ…!」


「力抜いてよ…進めない…」


そう言ってる間にもぐいぐい中に入ってくる。


「やだぁっ…やめてぇっ…」


シーツを掴んで這い上がろうとするけど、圧倒的な力で引き戻される。


「いやぁっ…やめてよぉっ…」


「あぁっ…智っ…締めてるよ…気持ちいいよ…」


そんなつもりないのに。


気持よくしてやってるつもりなんてないのに。


「やめて…お願い…」


ずるっと出て行く。


そうかと思うと、すごい勢いで中に入ってくる。


「んぅっ…智…イイよ…」


腰を押し付けられて、こんな格好で…


屈辱以外の何者でもなかった。


スエットをずるずると下げられたかと思うと、俺の前に下がるモノを握られた。


「あれ…感じてないの…」


笑いを含んだ声で嬲られた。

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