第13章 誕生日パーティー
一松が帰ってきた。いつもは超暗いのに、楽しそうに話してた…行きたかった…
ちさき「一松、これ!」
そういって私は猫ゲーを取り出した。
一松「えっ、いいの?こんな手の込んだもの貰っても…俺になんて勿体ないよ」
ちさき「そんなことない!!Happy birthday,Ichimatsu.」
私はソフトを機器に入れた。TV画面にかわいい猫が映る。
一松「これ。どうやって操作するの?」
ちさき「そーなの!これムズいの、教えるね」
私は一松が手に持っているゲーム機を彼の後ろから操作してみせた。
そのとき私は気にも留めていなかった。
ちさき「こーやってやるんだけど…」
一松は黙りこくった。うそ、つまらなかった?頑張ったのに…
そう考え事をしていたら、視界が反転した。