第12章 たこパしよう
今日はたこ焼きパーティーをします。
なぜなら昨日家の奥からたこ焼き器を発掘したから。
…もちろん一松に焼かせるけどね。
ガチャ
チョロ松「おじゃましまーす」
十四松「おじゃましマッスルマッスル、ハッスルハッスル!!」
今日はチョロ松くんと十四松くんを呼んだ。一松は乗り気じゃなかったけど宣言通り呼んだ。トド松くんも誘ってみたが、
トド松「今日は合コンがあって…」
と断られてしまった。そしてとにかく彼はあざといので、今度はもっと前に絶対誘えと可愛く言ってきた。
十四松「ウケる~~!一松兄さんが食べ物作ってる~!毒いりかな?」
一松「そこまでクズじゃないし…大変だしめんどいからみんなも手伝って」
チョロ松「分かったよ一松、だけどさ、ちさきちゃんは何してんの?パソコンを睨んでるけど」
ちさき「ごめん!!仕事がいいとこなの!ちょっと待ってて…あと私不器用でたこ焼きがグロテスクなことになるから、タコに申し訳ないし」
十四松「へえー、ちさきちゃん不器用なんだ、意外」
一松「だから俺が仕事してるんだよ…」
ちさき「それ。言えてる。」
ドンドン
チョロ松「ねえ外から変な音がするけど」
十四松「僕見に行く」
バタバタバタ
一松「どうしたんだ十四松、顔が真っ青だぞ」
十四松「兄さんたちが来てる…」
チョロ松「げっ」
ちさき「上の二人は絶対家に入れないで!!」
バンバン…ドシン
一松「あいつら…ドア壊しやがった」
ちさき(嘘でしょ…)