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<おそ松さん>一松と電脳少女
第1章 1:電脳少女と猫
朝。
カーテンが閉まっていない大きな窓から陽が差し込む。眩しくて、目が覚めたのはいいが…
時計の針は縦に一直線で、私の弱小なハートを真っ二つに切り裂いた。
「…やーばっっっ」
(仕事仕事…じゃなくて猫)
外を見ると都合のいいことに、何処か物欲しげなショウガ色の猫が佇んでいた。
いつもどおり、刺身のあまりを食べさせてやる。猫が寝始めたので昼食をとる。
この時は外に対する警戒が薄すぎたのだ。あんな出会いがあるとも知らずに…
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