第8章 気になってること
最近、怪奇現象が怒っている。
一松が優しいのだ。
夜遅くまで仕事してると、コーヒーを持ってきたり…デスクのところで寝てたはずが、ベッドにいたり(毛布は掛けてくれないんだけど)
病気かな?
気になったから聞いてみた。
ちさき「一松、何で最近こんなに優しいの?なんかおかしいよ~」
一松「もとからなんです」
ちさき「嘘だ、絶対嘘だ」
一松「ばれた…」
ちさき「だからどうして?給料そんな欲しいの?」
一松「は?ふざけんなよ…」
それから、一松とは一週間話さなかった。寂しかった。
だけど、次の土曜日の朝。事件が起こったのだった…
ちさき(一松、ごめんなさい…)