第2章 女の感は働いたり働かなかったり
「ごめんなさい…着物の着付け方、教えていただけますか…」
お登勢「なんだい、そんな事も分からないのかい?開けるよ?」
そうしてお登勢さんに着物を着付けてもらい
一通りやり方を教えてもらった。
一日で覚えられそうには無かったけど
夜にでも部屋で一人で練習してみよう、そう思った。
お登勢「アンタの時代に着物はなかったのかい?」
「いいえ、ある事にはあるんですが、着る機会が無くて。だから着れることも嬉しいし、それにこんやに綺麗な着物頂いて、本当に何てお礼を言っていいか…」
お登勢「アンタは本当に礼儀がなってる子だね、銀時も見習って欲しいもんだ。」
そうこうしている間に着物の着付けが終わった。
お登勢「似合ってるじゃないか。これじゃあ男がほっとかないねぇ。」
「えへへ。でも私そんな言い寄られた事もないので、それはないと思います。」
お登勢「そうなのかい?まぁ、ろくな男に引っかかるよりはいいかもしれないね。」
みんなしてモテるとかほっとかないとか
なんかちょっと調子乗っちゃうじゃん!
ナルシストなんかなりたくないよ私!!