第2章 女の感は働いたり働かなかったり

「本当にありがとうございます、大事にします！」


お登勢「じゃあ、着替えておいで。」


「はい！」


奥の個室へ案内されて着替えるために服を脱ぎ
貰った袋をあけて着物を見た。


「うわぁ…綺麗…」

着物は黒地で紫色で蓮が描かれていた。
上品で、すごく艶やかだった。

私が着るには勿体ない、そう思うほど。


でもそこでハッと思う。

私き着物の着方わからないんだったああああ！


「お、お登勢さん…」


お登勢「どうしたんだい？」