第2章 女の感は働いたり働かなかったり
「おはようございます、天音です。」
お登勢「おや、早いじゃないか、おはよう。」
「今日からお世話になります、早速、私何をしたらいいでしょう?」
お登勢「まあまあそんなに焦るんじゃないよ、そこに座んな。お茶とコーヒー、どっちがいいかい?」
「あ、じゃあコーヒーお願いします。」
カウンターに座るように言われた私は椅子に座り
お登勢さんが私にコーヒーを入れてくれた。
頂きますと言ってコーヒーを口に運んだ。
お登勢「昨日はどうだったかい?」
「はい、いろいろハプニングはあったけど、みんな良くしてくれてありがたいです。」
お登勢「そうかい、そりゃ良かった。あんたみたいな美人な女、銀時はほっとかないと思ったけどね。」
「美人だなんてそんな…人並みですよ」
そう言われて少し照れる。
昨日から可愛いやら美人やら言われっぱなし。
現世じゃそんな事一言も言われたことないや。
昔の人にウケる顔なのかな私。