第2章 女の感は働いたり働かなかったり
銀時「あははっ、これはあれだ、その…」
「ぎ、銀さん、ご、ご飯出来てます。」
この状態がもう恥ずかしくて我慢の限界だった私は
話の路線をずらそうと、本来伝えるべき事を伝えた。
銀時 「あ、そ、そうなの?じゃ、じゃあ頂くわ。」
いくら寝惚けてたとはいえ、自分から腕を掴んで
引き寄せてきたくせにあの動揺に納得がいかない私であった。
それからご飯を食べ終わるまで銀さんは
新八くんと神楽ちゃんにことごとく嫌味を言われ
ある意味賑やかだったけど、私と銀さんは会話無く、
それ以前に目も合わせることは無かった。