第17章 正月太りには気をつけろ
土方「こんな卑劣なもん読んでる奴の所にはやっぱり置いとけねぇな。コイツは新撰組副長であるこの俺が面倒を見る。」
土方は天音の腕を掴み炬燵の中から出し立ち上がらせる。そうはさせないと銀時は天音の腕を掴んでいる土方の手をこれでもかという程強く握りそれを阻止しようとする。
土方「何すんだよコノヤロッ!離しやがれ!」
銀時「お前がこの手離したら離してやるよ!そもそも見ろ、これコイツが来る前の奴だから!!もう俺そんな本買ってないから!興味ないから!!」
土方「言い訳がましいんだよ!」
『…あの、エロ本って、そもそもどうゆう事が載ってる本なんですか?』
銀時・土方(まっ…まじでかァァァァァァ!!)
一体この女はどこまで無知なのか、逆に恐怖を感じる銀時と土方。そんな天音に教えるべく近藤が説明しようとするが、それは新八と神楽の一撃によって阻止された。
沖田「そこまで何も知らないとは、調教のしがいがありますぜ。」
新八「いや、そんな最初から道踏み外させるような事しないでください。」
桂を探していた筈の土方達は完全に話の路線がズレ、結局銀時と天音の事で揉め始めてしまった。いつになれば帰るのかとあからさまに銀時は顔に出し、どれだけ吐いても吐ききれない程の深く長いため息をこぼす。