第17章 正月太りには気をつけろ
銀時「どーせ分かった所で帰りゃしねぇだろ。」
神楽「お前が帰したくないだけだろむっつりスケベ。」
銀時「誰がむっつりだコラァ!俺は堂々たるスケベだ!!」
何のフォローにもなっていない反論をしている間にようやく天音が目眩から開放された。難しい事はよく分からないが銀時達と知り合いならば心配は無いと自己解決していた。そして改めて自己紹介をするべく再び横から口を挟む。
『桂さん、ですよね。初めまして一条天音と言います。よろしくお願いします。』
桂「何と礼儀が成っている女子だ。銀時、お前も少しは見習ったらどうだ。」
銀時「だから説教する為に来たならもう帰ってくんない?」
やはり天音の対応にはこの世界の誰にとっても素晴らしい物だと思えるのだろう。桂は関心し再び銀時に小言を漏らす。最終的に桂はここに何をしに来たのかそろそろ疑問に思う万事屋一向。それをた誰よりも一番思っていたのは銀時だったが、その銀時の代わりに新八が桂に問いかける。
新八「それはそうと、何しに来たんですか?」
桂「そうであった。年末という事もあって何かやっているのではないかと様子を見に来たのだ。」
銀時「何かって何。逆に聞きたいんですけど。」