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【 銀魂 】徒然なる日々なれど…

第16章 アクセサリーっていうのはそれぞれ意味がある




銀時「えっ。なに。なんで。えっ。」


ショックが大きすぎたのか銀時はあたふたしてしまい、だからと言って真相を聞くのも怖がる。もしかしたら、実は土方とくっついて、だから受け取れないとかそんなネガティブな事ばかりを考えてしまうからだ。もしそれが原因なら立ち直れないとビクビクしている時、天音の口から出た言葉は銀時にとって意外な言葉だった。


『…だって、私が銀さんに上げたものとこのブレスレットじゃ、どう考えたって釣り合わないです。』


銀時の被害妄想とは大いに外れ、それを聞いた時一気に気が抜けた銀時はガクンと肩と頭を落とした。そして何とも情けない声で話し出す。


銀時「っんだよ〜…そんな事かよ〜…ビビらせんじゃねぇよ全く…。」


『そっ、そんな事って!至って重大ですよ私にとっては!』


ブレスレットが一体どれ程の値段がするのかは知らないが、お菓子をプレゼントとして渡しお返しがアクセサリーだなんて申し訳なさすぎると思い受け取り拒否をしたのだ。だがそんな天音の気持ちも知らずそんな事呼ばわりをされて思わず少し怒りの混じった声で話してしまう。だからと言って銀時は驚きもせず怖がりもせず、ただ安心感に浸っていた。


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