• テキストサイズ

【 銀魂 】徒然なる日々なれど…

第16章 アクセサリーっていうのはそれぞれ意味がある




天音が料理や身の回りの世話など何でもこなせる事に感心しつつ、将来結婚でもすれば出来た嫁だとまわりに自慢出来るとか勝手に妄想を膨らませていた。心ここにあらず、まさにそんな状態だった銀時を見て鼻血は止まったはずなのだがそのせいで貧血でも起こしたのかと不安になる。


『銀さん?体調悪いんですか?』


銀時「…え?あ、いやいや、むしろ気分最高潮だよ、妄想だけど。」


『???』


言っている意味がわからず天音は首を傾げる。銀時はふっと優しく笑い何やら懐に手を入れモゾモゾと服が動く。そして出てきたに持っていたのは小さな箱。それを見て天音は銀時に何かと視線を移す。


銀時「手出せ。」


『へ?あ、はい。』


手を適当に出すと逆だと言われ掌を上に向ける。銀時は手に持っていた箱を天音の手にコトンと置いた。一旦手の上に置かれた箱を見るもまたすぐに視線を銀時に戻す。


『銀さん、これは?』


銀時「お前がくれたもんのお返しってところだな。」


その言葉を聞いてすぐにさっき渡したお菓子の所だと分かった。


/ 494ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp