第15章 サンタさんってニートみたいなもんだよね
『新八君、なんでお妙さん、近藤さんにあんなに当たりが強いの?』
新八「あ、天音さん知らないんですもんね。近藤さん姉上のストーカーなんですよ。もう随分も前からだから慣れちゃいましたけどね。」
『えっ。そうだったんだ。なんか見る目変わっちゃう。ていうか、ストーカー多いね…。』
新八は呆れた様に笑ってそう言った。まさか近藤がストーカーなんて思いもしない天音はつくづく反応に困るのであった。そんな話をしている間に近藤は目を覚まし土方と沖田が無理矢理近藤を引っ張り部屋を出ていく。
土方「さっさと行くぞ近藤さん。世話になったな、うまかったぜ。」
沖田「また乱入させていただきまさァ。じゃ。」
近藤「お妙さァァァァァァん!!!」
そして銀時にとっての招かねざる来客は道場を後にした。人数が増えただけあって何かと机の上は結構散らかってしまった。それを片付けようと天音やお妙、新八が皿等を台所へ運ぶ。
片付けが終わると四人で机を囲み他愛も無い話をする。しばらくの間話をして、日が落ちだした頃天音、銀時、神楽は新八とお妙の元を後にし家へ戻った。