第14章 どいつもこいつもイベントイベントってうるさい
『私が無理矢理誘ったの。せっかくのクリスマスだもん、みんな揃わなくちゃ。』
新八「そうだったんですね。てっきり僕天音さんの手作りケーキが食べたいからとかそんな理由だと思ってました。」
銀時「ぶふぉっ…!」
新八がサラっと銀時の図星を突き口に含んでいたお茶を盛大に吹き出す。その反応を見て新八と神楽は真実を悟り冷たい視線を銀時に送る。天音は、あっ…となり慌てて否定をする。
『ふ、二人とも、私が誘ったのは事実だから!どんな理由でもみんなで楽しく出来ればいいじゃない、ね?』
新八「まぁそうですね。全く、銀さんもそうならそうとハッキリ言えばいいのに。」
神楽「女の子にフォローさせるなんて最低アル。」
結局本心がバレてしまい銀時が最も嫌がっていた事が現実になってしまった。何かあればすぐこうやって突っかかって来られる事が続き茶碗と箸を両手に持ったまま見事に沈んでしまった。