第14章 どいつもこいつもイベントイベントってうるさい
神楽「ま、天音ちゃんがそう言うならいいアル。」
『あ、ありがとう神楽ちゃん。』
それ以上何かを追求されることも無くホッと胸をなで下ろす。二人はさっきまでの話を一切忘れて帰るまでの間、明日の事をわくわくして話しながら帰った。
神楽「ただいまヨ〜。」
『遅くなっちゃったね〜。』
家に着き玄関で並んで靴を脱ぐ。二人を出迎えるべく奥から銀時と新八がてくてくとやって来る。その場で明日の予定や時刻を伝え、今日は天音が買い物に行く事もあり晩御飯は新八が予め用意してくれていた。靴を脱ぎ終えた二人は銀時と新八と共にリビングへと向かった。
銀時「で、なんのケーキ作るんだ?」
『ショートケーキですよ、無難に。』
銀時「ほー。そりゃ楽しみだな。」
新八「あれ?銀さんも来るんですか?」
神楽には天音から伝えてあったが何も知らない新八は当然の反応をする。天音は自分達が買い物言っている間に銀時自信が新八に伝えていると思っていたが、実際そのような事にはなっておらず思わず銀時の方を見れば銀時と目が合う。
すると「言ってくれ頼む」と言わんばかりの視線に呆れ笑い新八に嘘の事情を説得する。