第10章 誕生日が嬉しいのは若い時だけ
銀時「っんだよ、おっさんおっさんて。まだ片足突っ込んでるだけだろ。」
神楽「油断してるとその片足から光の速さで汚染されるネ。」
ああ言えばこう言うをただ繰り返し完全に話がずれていっている。
実際サザエさん方式にも関わらず、銀時の心をえぐろうと毒を淡々と吐きまくる神楽。
天音はというと、青ざめた顔で下を向いていた。
新八「あれ?体調でも悪いんですか?顔色悪いですよ。」
天音「…そんな大事な日だとは知らず…私プレゼント用意してない…」
新八「仕方ないですよ、聞いてないんですから。僕達ですら知らなかったのに。」
申し訳無さそうに俯く天音を見て感動を隠しきれない銀時。
神楽とは違う、さすが惚れた女だと心中で関心していた。
そして天音はバッと立ち上がり銀時の腕を掴み言う。
天音「銀さん!今から何かプレゼントを買いに行きましょう!!」