第10章 誕生日が嬉しいのは若い時だけ
神楽「でも一体誰のアルか?私そんなの知らないネ。」
新八「………もしかして、銀さん?」
新八が銀時の様子等から大体を察した。
やっと把握してもらえたのはいいが、何だが微妙な空気、悲しい事に素直に喜べない銀時。
そしていわば逆ギレ、新八と神楽に怒鳴り始めた。
銀時「なんだよ!わりぃかよ!おめでとうの一言も言えねぇのかお前らは!」
神楽「誕生日祝って欲しいなんて子どもかヨ。銀ちゃんくらいの歳になって誕生日なんて祝われても私なら嬉しくないネ。ババァになるのに祝われてもムカつくだけネ。」
銀時「お前は一体どこまでひねくれ者なんだよ!つーかガキの癖に何今の時点でそんな不満零してんだよ!」
確かに銀時の言うこともご最もだ。
まだそこそこ純粋であろう年頃の女の子が、そんな先の事を考え人の欲をdisるというこの事態。
新八も同じ事を思っていたのか苦笑いを浮かべるのであった。