第7章 何事も経験あるのみ
天音は銀時の様子を伺うためその場に座る。
それでもまだ銀時は布団に潜ったまま動かない。
天音「銀さん大丈夫ですか?」
銀時「大丈夫じゃないって言ったらどうする?」
天音「そりゃ看病しますよ!でもそんな事言ってるってことは大丈夫ですね。」
本当にしんどいならそんな事聞かないはず。
大丈夫そうな銀時の対応を見て天音は一安心した。
だがやはり布団から出てくる気配がない銀時を見て、まだ気は抜けないと気持ちを切り替えた。
銀時「………新撰組に行くのか?」
天音「え?何の事ですか?なんで新撰組に行くんですか?」
突然そんな事を聞かれ疑問に思う天音。
どういう経緯で銀時の中で自分が新撰組に行く事になるという事になったのか不思議にに思い首をかしげる。