第7章 何事も経験あるのみ
銀時「マヨラーに告白されたんだろ?」
天音「告白はされたけど、それでどうして私が新撰組に行くことになるんですか?」
銀時「アイツと…付き合うんじゃねーの?」
天音「えっ。何でそんな事になってるんですか?付き合うなんて、なってませんよ?」
ガバッ
天音がそういった瞬間銀時は布団から勢い良く起き上がった。
そして深くため息をだす。
銀時はそのまま黙り込んでしまい時計の音だけが部屋に響く。
天音「やっぱり。銀さん元気でした。」
銀時「身体は元気だよピンピンしてらぁ。」
天音「神楽ちゃんが心の病って言ってました。」
銀時「銀さんのハートはガラスよりも脆いからね。ちょっとでも傷付けられたら壊れちゃうからね。」
天音が土方に告白されたと知った時、
一度銀時のハートは砕かれたも同然だったが、当の本人はそんな事など知る由もない。