第7章 何事も経験あるのみ
神楽「銀ちゃんなら拗ねてもう寝ちゃったネ。」
天音「え…。拗ねてって一体何に?」
神楽「んー。心の病ネ。」
何がなんだかよく分からなかった為、寝室に行き様子を見に行く事にした。
襖を開けると神楽の言った通り銀時は布団に潜っていた。
寝ていては下手に声をかけるのも悪いと思い、とりあえず先に風呂に入ろうと天音は部屋を出ようとした。
銀時「……天音ちゃんどこ行くの?」
天音「!?!?な、なんだ…起きてるなら起きてるって言ってくださいよびっくりしちゃうじゃないですか。」
寝ていたと思っていた銀時がいきなり声を出したため天音は異常に驚いた。
起きているなら様子を見ようと、開いていた寝室の襖を閉じた。
電気はきえていたため、襖を閉めれば部屋全体は暗闇に包まれた。