第6章 忘れたい物事ほど思い出す
朝食を食べ終わりそれぞれがまったりと過ごしている時だった。
天音「私、ちょっと土方さんの所へ行ってきます。」
何を言い出したのかと、銀時は耳を疑った。
全て把握してない新八と神楽だったが
銀時の様子を見て自然と表情が曇った。
そして銀時は昨日の様な演技ではなく
本気で天音を引き止めた。
銀時「おいお前何言ってんだよ、わざわざ自分から行く必要はねぇだろ。待ってりゃアイツの方から…」
天音「自分で確かめたいんです。それに、昨日のお礼まだ言ってないですから。」
天音は銀時に、大丈夫。と言わんばかりの
表情を向け、銀時はそれ以上何も言えなかった。