第4章 浮かれてばっかいたら痛い目に遭う
数分の格闘の末、ようやく定春を救出できたが
これからどうしたものかと考える四人。
そうして結局…
新八「……歩いて行くしかないですね。」
天音「そうだね……。」
疲れ果てた銀時と神楽からの返事は無かったが
なんとか後ろを付いてきているようだった。
時間が経つにつれて神楽は定春に跨ぎ
銀時、新八、天音はひたすら自力で
海までの道のりをひたすら歩いていた。
新八「なんか前にも似たような事ありましたね…」
銀時「あぁ…何だってんだよ…」
神楽「きっとこうなる運命ネ。運命は自分で切り開くネ!!」
銀時「てめぇばっかり楽しやがって、偉そうな事言ってんじゃねぇ。」
神楽「よし!定春!海岸まで突っ走るヨロシ!!」
定春「ワンっ!!」
銀時の話を無視して神楽は定春と共に走っていた。
それを見て銀時と新八は大きなため息をつく。
それに比べ天音は、ケロっとしていて
普通に足を進めていた。
銀時と新八はその姿を見てギョッとした。