第4章 浮かれてばっかいたら痛い目に遭う
新八「あ、バス来ましたよ!やっとこの暑さから解放されますね。」
よくやく到着したバスに四人と一匹は我先にとバスに乗り込む。
すると入口で定春がひっかかってしまい、銀時と神楽が必死に押し込もうとしている。
窮屈なのか定春の表情が徐々に曇る。
天音「ちょ、二人とも定春痛がってる、そんな無理矢理押したら可哀想だよ!」
銀時「そんな事言ってられっかー!ハァハァ…もう限界なんだよ…誰だよこんなバカ犬連れてきたヤツは!!」
神楽「定春はバカ犬じゃないネ!!デカ犬ネ!!!」
新八「それフォロしてるの…?」
必死に押し込むもなかなか入らない。
乗客はいい加減にしろと視線を浴びせ、バスの外には
ちらほらと野次馬が集まり出してしまう始末。
そしてついに遂に痺れを切らした運転手が、
運転手「あのー。すいません、他のお客様に迷惑なのでその犬乗せないでもらえますか。」
そう言い放ち全員唖然。
バスに乗ることを拒否され、途方にくれた。
とは言うものの、しばらく定春は入口から身体が抜けず
多大な迷惑をかけてしまったのであった。