第4章 浮かれてばっかいたら痛い目に遭う
要望には答えたものの、流石にこの水着一枚で
海岸をうろつくなんて天音には到底無理だ。
銀時「しゃーねぇ。これ着とけ。」
そう言って渡されたのは銀時がいつも着ている着物だった。
天音は試しに着物を着てみるものの
その着物は男物、身長もそこまで無い天音が着るには
あまりにも大きすぎて裾が見事に地面に着地していた。
新八「ちょっと大きすぎますね。これじゃあまともに歩けないですよ。」
銀時「適当に帯でも巻いときゃいいだろ。もし入りたくなったらそれ脱げばいいじゃん?」
新八「いい加減アンタも諦めろ。」
ちぇー。っといじける横で天音と神楽が
着物をどういう風にき着ていくか試行錯誤していた。