第3章 人は一人では生きては行けないもの
「ただいま帰りました〜。」
戸を開けそう言葉を放った瞬間奥からバタバタと
こちらに向かって足音が聞こえてきた。
その足音は神楽ちゃんのものだった。
神楽「天音ちゃん遅いアル!何かあったのかと思って心配したアル!!無事で良かったヨ!!」
思ってたよりも時間が遅くなったためか
心配を掛けてしまっていたみたい。
連絡取れないってやっぱり不便だなぁ…
「ごめんね、遅くなっちゃって、すぐご飯作るね!」
居間に向かってご飯作る準備しなきゃ。
でも部屋に入ると机の上には豪勢なおかず達が並んでいた。