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【 銀魂 】徒然なる日々なれど…

第3章 人は一人では生きては行けないもの




銀時「やーっと帰ってきたか。飯冷めちまう所だったぜ。」


「え、これは?」


新八「おかえりなさい、遅くなっちゃったけど新しい万事屋の一員として、天音さんの歓迎パーティです!」


予想だにしてなかった出来事。
こんな風に祝い事の様な事をされるのは、両親が無くなって以来だったから。

家に帰って暖かいご飯作って待っててくれる人なんて居なかったから。

私は感情を抑えきれない程嬉しくて、その場で立ち尽くしたまま泣いてしまった。


銀時「お、おい!何で泣いてんだ!?銀さん何か変な事言った!?」


新八「ちょっと銀さん焦りすぎですよ!天音さん大丈夫ですか?」


「…うっ…嬉しくて…こんな事…もう…何年ぶりだから……今日皆仕事だったのに……ありがとうっ…」


新八「あの後定春のお陰で探してた犬がすぐ見つかったんです。それで時間余ったからいつも身の回りの事してくれてる天音さんにお礼と歓迎会を含めてご馳走を作ろうって事になったんです。」


そう言われても余計に涙が出てきた。
ていうかしばらく止まりそうになかった。


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