第3章 人は一人では生きては行けないもの
土方「!?おまっ、こんな所で何やってんだ?」
「あー、やっと人に遭遇出来た…迷子になっちゃったんです。誰も来なかったらどうしようかと思いましたよホントに。」
土方「迷子って、よく道に迷う奴だな。自己PRで言えるレベルだろ。」
案の定貶される。
でも口ではこんな事言っても根は優しい。
って言っても、あまり知らないから偉そうな事は言えないけど。
土方「で?何処に戻りたいんだ?連れてってやるよ」
「あ、いやいや、土方さんの事探してたんです。ちょうど良かった〜」
土方「俺に何の用だ?」
「まあまあ、座りましょうよ♪」
土方「なんだ、呑気な奴だな。」
そうして私たち二人は縁側へ並んで座った。