第3章 人は一人では生きては行けないもの
山崎「あれ?天音ちゃん?」
買ったお菓子を袋に詰めている時、偶然か山崎さんに会った。
「あ、山崎さん、丁度良かったです、私今から屯所に向かおうと思ってたところです…って、すごい量のアンパンですね…」
山崎「あはは、張り込みとかする事多いから買い溜めしとこうかなって。屯所に行くなら一緒に行こうよ、俺も丁度戻るところだし!」
「ありがとうございます、このお菓子皆さんにと思って、後で皆さんで食べてください。」
山崎「わー!本当にー?嬉しいなーありがとう!じゃあ行こっか。」
お菓子に目を輝かせ、ルンルンで歩き出す山崎さんの後ろに着いて、話ながら私は屯所へ向かった。