第3章 人は一人では生きては行けないもの
「あの、途中まで付いていってもいいかな?」
新八「途中まで?どうしたんですか?」
「ちょっと買い物したくて…」
昨日買い物しようと思ってたから丁度よかった。
あの出来事があってから、人通りの多い場所は教えてもらったけど
やっぱりまだ怖かった。
だからってみんなは仕事だしずっと付き合ってもらう訳にも行かないから
途中まで一緒にって思っての事だった。
銀時「買い物って何買うんだ?勝負下着でも買うつもりか?」
「な、なんでそうなるんですか!そんなの買ったところで誰も見る人なんていないです。やめてください、乙女心をえぐらないでください。」
銀時「冗談の通じねぇ野郎だな全く。で?何買うんだよ。」
「新撰組の人達にお礼をしたくて。」