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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第15章 マジメに楽しく


二宮視点

O「I’m satoshi oono.」
 大野さんが自分の名前だけを名乗る。


(ん?それだけ?)


ミヤサト「!! OHHNO~」
 ミヤサトさんがものすごく驚いた顔をしたあと大爆笑。


『ん!』と眉間にシワ寄せる大野さん。


(いやいや 貴方の発音が原因よぉ)

俺のツッコミより早く翔さんが飛んできた。

S「Mr.ミヤサト
  He's a leader of ARASHI. please call him Leader.」


ミヤサト「Leader? Oh I'm sorry. ヨロシク オネガイシマス」
 両手でリーダーに握手を求めるミヤサトさん。


 困った顔の大野さんが翔さんを見ている
 翔さんは大野さんに握手をすすめている。


(ほら 大人なんだから…)


O「こちら こそ よろしくお願いします」
 ぎこちなく握手をする大野さん。



(わー やりなれてねーー)



スタッフ「では、ヘリの準備お願いします」

 うちのスタッフの声で、向こうの人たちが慌ただしく散っていった。



≪上空 監視≫

ふうっと息をはく。


 空に 青空と雲が まばらに ある



浜地「皆さんもヘリの近くまで行きましょう」
 浜地が俺たちに声をかけてきた。


浜地「二宮さん 大丈夫ですよ。さ 行きましょ」
 俺の側で笑う浜地。


(その顔は バレてるのかぁ)
「はい」
黒いヘリの方に歩き出す。



A「はーい」
 マー君がニコニコついて来る。


(まさか… 気づいている? まさかね… …)



浜地「この機体が登退場に使う“嵐ヘリ”です」
 今回のロゴとタイトルがプリントされたヘリコプターをニコニコ紹介する。


A「おお!」
 目をキラキラさせるマー君。


「なんだかんだで“嵐”入れたいんですね」

取り巻きのスタッフ達がニコニコ見ている。


(はー 俺らより君らの方がノリノリなのね…)


A「いいじゃん。全部“俺らの”って感じで!!」
 キラキラおメメで俺を見るマー君。

「確かに…“俺らの”だけど…」
(わーココに超乗っかってる人がいるよぉ)
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