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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第74章  長い夜


相葉視点

  寒いよ 寒いよう
体を丸め 熱が逃げないように小さくする。

 いきなり、腕を暖かいものに掴まれた。

  え?
顔を上げたら、立っていた。

  なに?

 大ちゃんが真剣な顔で俺を見ている。


  今の 俺を 見ないでよ カズの所にいたいんだ
大ちゃんから逃げようと扉の方に体を向ける。


M「今は、俺達に付き合って!」
 今度は潤ちゃんの茶目っ気たっぷりの声と背中に暖かい手が体を押す。

  でも ここから離れたくない…

O「いいから、くる!」
 大ちゃんが俺の腕を、抵抗ができない位グイグイ引っ張る。

エレベーターに押し込まれた。

  どこ 行くの?

大ちゃんも潤ちゃんも何も言ってくれない。


扉が開く
「いらっしゃいませ」と日本語の声をかけられた。


  ここ…ラウンジ?


 大ちゃんと潤ちゃんが俺を挟んで座った。


目の前にジョッキが置かれる。


O「とりあえず、許可が出たんだから、飲むよ」

M「そぅだね 相葉くん」
 目の前のジョッキの柄を俺の方に向けてきた。

  いらない

 潤ちゃんが俺の手を掴んで柄を握らす。

  だから いらないのに…
ジョッキにビールが入っている。

O「相葉ちゃん…」
 大ちゃんが俺のジョッキにコンと当ててきた。

「乾杯」
条件反射のように口から言葉がこぼれた。

O「うん お疲れ」

  飲むかぁ
口の中にほろ苦さが広がる。

  おいしくない やっぱ みんなで飲みたい
  ニノ 大丈夫かな

M「心配しなくても翔くんがいれば、全部やってくれるよ」
 潤ちゃんが抱き寄せてくれる。

  もう 聞いてもいいよねー どうしてニノだけダメージ受けたの?


 潤ちゃんの暖かい腕がゆっくり離れる。

  ああ まだ 聞いちゃダメだったかぁ

O「あのね 最後まで聞いてね」
 大ちゃんがものすごく真剣な目で話し始める。

  教えてくれるの?

O「ニノはね コンサート中 外部攻撃に気が付いて
 一人で対処に行ったみたいなんだ」

  一人で?どこに?コンサート中 居たよね

歌っているニノを思い出す。

  ダメだ 頭が回んない


O「ハネの民が 座敷に上げる…意味…」
 少し怒っている大ちゃんの声。


「え!! どうゆうこと!!」
立ち上がる。
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