第71章 接待と食事

櫻井視点

（スポンサーの人にあんな態度…）
心の中で　思いながら智くんについて行く。

（それに　さ　櫻井君　だよ　久々に聞いたよ　他人行儀な呼び方…

　あ！　雅紀だ）

デザートの方から雅紀が、スキップしながら帰ってきた。

Ｏ「相葉ちゃん　おいらたち　挨拶回りしてくるから　ちゃんと食事しといて！！」
　雅紀に頼みごとを早口で言う智くん。

Ａ「あ　うん　プリンとか取ってきたから　ニノも食べれると思う」
　目をパチパチ　うんうん小さく頷きながら智くんに返事をしている雅紀。


（うん　雅紀が傍にいれば　あぁ　ついでに）
「松潤にも　気を回しといて　アイツもなんだかんだ　食べないから」

Ａ「ああ　うん　了解　二人ともいってらっしゃい」
　手を降る笑顔の雅紀。



「さて　大野さん　ジャンジャン　挨拶していきますよ！」

Ｏ「は　はい　急ぎましょう」


それから　俺たち二人は　お礼と感謝を伝えて回った。


（智くんがあいさつ回り行くってちょっと心配したけど　様になってるし　ちょっとかっこいいです。

　いつも　俺が率先してしてたから　陰に隠れちゃったんだね

　これからは　適度に引いて　智くんを前に出した方がいいかぁ）

Ｏ「し　翔くん」
　困った目で俺を見る智くん。

金髪女性にハグされて　困っている智くん。

「あぁ（お困りですね）
　Thank you for coming to my party today. 」
（今日はパーティーに来てくれてありがとう）

智くんにハグしていた女性が智くんから離れ俺にハグしてきた。
女性「You guys are the best!」
　　（あなた達って最高!）

（おお　グイグイくるねー）
ハグを受け入れながら招待客のタグを確認する。

（あれは運輸会社だね）
「It is thanks to your support.　I am grateful.」
（あなた方のご支援あってです　感謝してます）

女性「あしたも　がんばって！」
　女性が智くんに再度近づく

Ｏ「はは　はい　がんばります」
　困り顔を笑顔にして握手する智くん。

女性「bye」
　片手を降って離れていく女性。

「bye」
智くんと二人で離れる。


少し離れて智くんが「翔くんとおいらと　なんか英語違った気がする」と唇を尖らせた。