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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第70章 打ち上げ会場


大野視点

S「ははは それは 無理でしょ?」
 翔くんが豪快に笑う。

(翔くん 無理って何が?)

A「大倉くんは関ジャニじゃん!」
 相葉ちゃんが指さして言う。

(ああ グループの事ね 確かに)

亀梨「KAT-TUNの海外公演も無理ですか?」
 少し寂しそうな顔の亀ちゃん。


「それは お前らの働き具合じゃね?」
(あ 声に出しちゃった)

A「そうそう
 一つ一つの仕事に真摯に向き合えば『お話』はオノズと来る!」
 相葉ちゃんが胸を大きく張って話を広げる。

大倉「おお!」
 前のめりに相葉ちゃんの方を向く大倉くん。

亀梨「できますかね」
 ぱぁぁと顔を綻ばす亀ちゃん。

(夢は大きく 持たないとね 実現するためには…)


N「なに カッコいい事言ってるのよ」
 相葉ちゃんに毒つくニノ。

(お! ニノ復活か?)



S「待ってても ダメだぞ!」
 翔くんが人差し指を左右に振る。

M「うん
『何をどんな風にしたいか』とかは、常に考えて『それ』になる様に行動してないとなぁ」

亀梨「何を…どんな風に…」
 考え始める亀ちゃん。

(悩め 悩め 悩んだ分できることが増える)


本郷「ああ まだココにいた!社長がおまちです」
 バタバタが本郷くんが走ってきた。


「え!待ってる?」
(ああ今日は主催 社長だった!)

S「ヤバいね いそご!」
 翔くんが走り出した。

翔くんの背中を追って走り出す。


(とりあえず ニノが辿り着く時間を作らないと!)

「きたきた。YOUたち 遅いよ」
 パーティー会場の入り口の直ぐ傍に ジャニーさんが立っていた社長が笑顔で手を降っている。


S「お待たせしました。」
 翔くんが一番に声をかけして頭を下げる。

「しました」
俺も声を出して頭を下げる。


亀梨「すみません 迎えに行った俺たちが、足を止めさせてしまって!」
 亀ちゃんが慌てて俺たちの前に割って入る。


社長「本当だよ YOUたちも 帰ってこないから 寂しかったよ」
 拗ねっ子みたいな態度で、シャンパングラスをテーブルに置く。


亀梨「つい…コンサートの感想とか言っちゃってて」

大倉「そうなんです。あんな素晴らしいLIVE見たら!興奮がおさまらなくて」
 二人がジャニーさんのご機嫌を取り始める。
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