第67章 １日目　コンサート　退場

松本視点

スクリーン前に煌びやかな獅子面を傾いたモモと神楽衣装の宮様が　乱入してきた。

「ははははははは　そうくるかぁ」
妙に似合ってるモモを指さす

ﾓﾓ｛ボスの帰還に煌びやかさを！！｝
　モモの尾に飛天たちが続き　会場を盛り上げていく。

コンサートの安全陣に帰還陣を組み込むときにモモが｛帰還の陣が発動した後は　このモモがボスたち嵐の傍に就く｝っと言っていた。

（心強いよ　モモ！！）

『　気分は最高！　僕らは無敵だ！！　超絶！！！　絶好調　　超！！！！　』

『　それじゃ、また明日　 HEY!!　』


〝A・RA・SHI〟を翔くんが歌い始める。


「　Hey!！　Hawaii！　歌え！　」

会場にマイクを向ける。

デビューから　数えきれないほど、歌ってきたこの歌。

イマ　俺たちだけじゃなく

俺たちの眷属と　俺たちと一緒に歩いてくれるファンの子たち　が　いる。

『　We！ are！ “COOL”　』

　ペンライトの海が同じ方向に揺れている。


観客「きゃぁぁぁぁぁ」

「　どうも　ありがとう！！」
Ａ「おう！」


『　SOUL!SOUL!　いつも　すぐそばにある　』

観客席にいる犬養の方に体を向ける。

　びっくりしている顔から笑顔になっていく。

Ｎ「へい！」

『　ゆずれないよ　誰も　じゃまできない　』

Ｎ「もっと！」

『体中に風を集めて　巻きおこせ！あ・ら・し　A・RA・SHI 　』
同じように動くペンライトを指さす。

『　 for　dream　』
ゆっくり手を前に出して下ろす。


「楽しかったぜ　Hawaii！」
片手をあげ腹の底から叫ぶ。

観客「きゃぁぁぁぁぁ」


Ａ「どうも　ありがとう」
Ｎ「ありがとう　バイバイ」

Ｏ「バイバーイ」

Ｓ「どうも　ありがとう　ございます」


「またね」
大きく手を降る。

Ｎ「楽しかったぜ　バイバイ」

Ａ「バイバイ」


スクリーン下の階段が開く。

Ｓ「バぁイ　バぁイ」

客席に背中を向け、手を振りながら歩ぎだす。

階段を降りるとヘリポートに続く赤い絨毯が見える。

Ｎ「ありがとう」

　フロアカメラがニノに近づいていく。


Ａ「ありがとう　バイバイ」
Ｏ「バイバイ」

フロアカメラが俺たちのアップを取っていく。

俺も「ありがとう」と手を降りながら言う。