第10章 仲良くお仕事に行きましょう
松本視点
N「あ…翔さん!」
少しトーン高めで声を上げるニノ。
ニノの方を向くと、少し焦りを見え隠れしていた。
N「ココのコメント 英語にしたいんで、適切な言葉考えてください!!」
ニノが翔くんにコメントの補強を頼む。
(ああ さっきのヤツ…)
S「どれ?」
N「これ…」
翔くんとニノは普通に仕事している。
(うん 通常運転でいけるね…)
シレーっと窓を見ていたリーダーが何事もなかったかのようにニノ達を見ている。
「ふーん このままにするんだ…」
釘を刺すつもりでリーダーの背後に立つ。
無言で振り向くリーダーと目が合う。
(なんで…驚くんだよ…
「別に 仕事さえしてくれれば、俺は良いけどぉ」
あんたを どうか したい訳じゃねーし それより)
「相葉くんにバレないようにね」
口角を上げ嫌味な言い方をする。
相葉くんを確認して苦笑するリーダー。
・・・・・・
S「どう?」
文章を見せる翔くん。
A「翔ちゃんがイイなら それでイイんじゃない?」
相葉くんがサンドイッチをかじりながら言う。
S「そういわれると、困るよぉ」
コーヒーを飲みながら肩を落とす翔くん。
N「適当発言 やめてくれません」
相葉くんを見上げるニノ。
(全くだ!「ココ相葉くん担当ね!」決定!!)
A「え!!! 翔ちゃん! もっと簡単な単語にして!!」
翔くんに肩にすりよる相葉くん。
S「クっ 担当は拒否しないんだね?」
ニヤッと笑いなら相葉くんをグイッと押す翔くん。
A「振り分けるんでしょ? 難しい所やだぁ」
ブンブン頭を振る相葉くん。
(朝からこんなに元気なら 今日の仕事は円滑にいくね…)
ギャーギャー騒いでいる、横で腕時計を見る。
「あ!もう こんな時間だ!」
時計の針は八時を回っていた。
N「上の階に行く?」
両手を伸ばして首を回すニノ。
(そうだな…)
A「翔ちゃん お鬚剃る?」
相葉くんが翔くんの顎を触ろう手をのばしている。
翔くんは自分の顎を触っている。
(な!なにしてるのぉ!!)
リーダーも不気味なくらい静かに自分の顎を触り始まる。
(ひぇ なんか纏ったぞぉ)