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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第59章 1日目 《MC》 4


大野視点

相葉ちゃんと松潤がコッチを見ている。

(二人に伝えなきゃ)

「ニノがね」
二人に駆け寄って今を伝えようとすると

相葉くんが「わかってる 普通にしていればいいんでしょ?」と笑顔をくれた。

「うん(今ので分かったの?説明)大丈夫?」

A「もちろんだよ」
 眩しい位の笑顔をくれた。


M「さぁ、それじゃあ 移動しますかぁ」
A「行きますか!」
 ぶんぶんっと腕を振る。


S『すっげー綺麗だなぁ』
 スーッと話に翔くんが入って来た。


(あれ 翔くんだけ?ああ ニノはゆっくりきてるんだ…)


S『アレですね?』
M『ええ!そうです』
 スムーズに進行していく二人。


(下で 何 していたんだろう 結構 時間使ってたし)

ゆっくり歩いて来るニノが気になる。



S『夕日すらも、なんかハワイっぽいねぇ』
 翔くんが怖い位ニコニコ話す。

(ニノばっか見てないで、仕事しなさいって言てるな)

『いい感じだ』
夕日を指さして、みんなとの会話を進める。

A『いいよね♪』
 相葉ちゃんが腕を組んでうんうんと頷いている。

 やっと ニノが合流した。


(うーん よく見ると 和也だけだったのか…

 他の憑き者たちはドコにいるんだ?)



S『このまま 見てたら 向こう着くまでに、夕日が落ちちゃうね』
 翔くんが夕日を見ながら苦笑する。


(和也が回復するまで)
「見てようか?」

S「ブッチがブチ切れるよ」
 翔くんが直ぐに返事をくれた。

(それは 困る)


N『はっはっはっ』
 いきなりニノが笑い出した。

S「あははっ」
 翔くんも笑う。

(俺 そんなに 面白い事 言ったかな?)


 お腹を触りながら笑い続けるニノ。

(ツボるほど?)



M『夕日が落ちちゃうからっ
  夕日が落ちちゃうから行こうね!』
 松潤が時計を見ながら焦り出した。


A『夕日が落ちたら なんの意味も無いっね 行こう行こう♪』
 相葉ちゃんがクルンっと回転して 歩きだした。


「ニノ 行けるか?」

N「いけますよ」
 ふっと鼻で笑うニノ。

S「ゆっくりだぞ?」

N「わかってます」
 翔くんにはしおらしく返事をするニノ。
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