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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第57章 1日目 《MC》 3


相葉視点

着替えた。

 ニノんトコのカーテンがまだ開いていない。


(大丈夫かな…

 考えても、俺じゃなにもできない 行こう…


 俺ができるのは 俺を ちゃんとする事

 そうしていれば ニノもみんなも 大丈夫!)


「おまたせ!!」
カッコイイ松潤の真似してステージに出る。

 期待したほどの歓声は無かった。

(ですよね)


S『しー』
 翔ちゃんが しー って言った。


「何が!?」
二人が何を話していたか 聞いてなかったから、急いで二人に近くに行く。


S「相葉くん、今日も元気いっぱいだね ふふ」
 翔ちゃんが俺の顔見て笑う。

(俺の顔 なにかついてたかな?)
さっと口元を確認。


S「じゃあ、俺、着替えてきていいかな?」
 翔ちゃんがパンっと小さく手を叩いて、潤ちゃんと俺を見る。


『あぁ(お着替えね!)いいよ!どうぞっ!』
両手を大きく広げて はけ口の方に手を動かす。


S『では 行ってきますよ 時間あるから 何か言うことあれば…
  あ! 映画とかの話、しといてよ』
 翔ちゃんが手を振って走っていく。

(なんの映画?)

M『ここ来る前に見たよ』
 潤ちゃんが話始める。

「何?」(翔ちゃんの話と違うの?)

M『達郎さんが音楽やるんでしょ?』

(ああ 俺のか!)
「そうそう。あのね
『皆さんご存知の“山下達郎さん”のクリスマスイブという歌がありまして、
 ちょうど30周年なのでそれを記念して映画を作ることになりました。
 『ミラクル、デビクロ君“と”恋と魔法』っていう映画で、その主役になりました。
 11月22日から放送します!』
左手を大きく手を振る。

M『公開ね!』

『あ、放送じゃない、公開します。へへ(訂正されちゃった!)
 皆さんお近くの劇場で って ハワイだとどこかな~?
 ハワイだと もしかしてやってないかなぁ

 もし日本に来ることがありましたら ハワイの皆さんにも1回観ていただけたらと思いますので よろしくお願いします」
 大きく頭を下げて話を終わらす。

(こないだ番宣でお邪魔した番組のコメント使っちゃったけど…)


M「もう いいの?」

「うん」
(著作とかないよね いいよね…)



大ちゃんが ゆっくり近づいてきた。

「おかえり」

 おおちゃんが頷く。
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