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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第52章 嵐 コンサート 中盤


相葉視点

ハワイの夕焼けでオレンジに輝く観客席を見ながらの 花を受け取っての 頭を下げるタイミングがうまくいった。

 今日の俺 ノッテル!!


何度も何度も歌ってきた〝Love so sweet〟の歌詞や振りは器が覚えている。
だから、橋本‘飛天’の動きと連携する こういう気力?というか魂を震わせる演出は大っぴらに練習できないから、不安があった。


〝Oh!Yeah !〟のイントロが聞こえてきて顔を上げる。


M「 跳べ!」
 松潤が叫ぶとウォーターロケットが一斉に噴射。

「ほおぉぉぉ」

物凄い音と水しぶきが高く上がる。

(きもちいいい!)

水しぶきと一緒に無数の羽を持つ者が空間を飛んでいる。

(みんなと一緒に飛べるね!!
 やっぱコンサート最強 ハワイ最高!! )


「へいっ! へいっ! へいっ!」
水しぶきを 体中に浴びながらムービングステージに行く。

一緒に乗るのは松潤とニノ。反対側は翔ちゃんと大ちゃん。
 二人が笑顔で手を振っている 生き生きしている。


『 どうして望んだもの 見えそうで見えなくて 』
歌いながらムービングステージのスタートを待つ。

‘アイバちゃん 手を振って’の団扇をもった俺のファンを見つけて、手と振る。

M『 バイト帰り 君と二人 待ち合わせた夜  』

 ニノも団扇のリクエストの『ピースして』を腕を伸ばしてやっていた。 


「上がりまーす」
指を一本立てて 空に高く上げる。

〝Oh!Yeah !〟を歌いながらムービングステージでファンの子たちの上を通過する。

(より みんなの近くに行ける

 触れ合えないけど 近くに行けるだけでうれしい

 一緒にハワイを感じよう)


O『 二人だけの 朝と自由 』

M「手をあげろ!!」
 松潤が叫ぶ みんなが手を上がた。


『 りょぉて 高く上げて このホシを支えて 歌った僕ら 』
ムービングステージが動き出し マイクを持っていない右腕を大きく伸ばし手を振る。


『 もう一度 』
人指し指を立てて高く天に伸ばす。

器が歌詞を歌い

{アノ日に戻ってえも 同じコレ選ぶよ 一つになって 舞い上がろ }

魂で心を唄う

『 Oh Yeah! 』
{ Oh Yeah! }


『 近づいてるぅぅぅ 』
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