• テキストサイズ

虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第49章 嵐 コンサート 起動!!


M「OK Hawaii!! 日本も 一緒に踊ろうぜ!
  Come on!」
 松本さんが注目を集めるように声を上げる。


中谷「ほら 次の曲がはじまったぞ 落ちこぼれ日翅」
 俺の肩をグッと抑え離れていく。


「いてーわ」
離れていく中谷の背中を睨む。


♪Na na na Naaa NaNa… Na na na Naaa NaNa…


「何なんだよ 俺は 落ちこぼれじゃねーわ 大器晩成なんだよ」
ベーッと年甲斐もなく大きく舌を出す。



「うんな ことより 連絡しないと」

連絡用の木の葉を一枚取り出し、ふうっと息を吹きかける

【上部後方 担当 本郷
  赤き羽の羽織隊員 外より羽纏う翁招き入れたし
  乙 御簾所入場確認済み 他 調和確認 乞う  】

木の葉に 文章が浮かぶ。


≪志(こころざし)同じくする者へ とどけ≫

一枚の葉が俺の手から離れると 複数枚に増え四方に飛んでいく。


何事も起こらなければいいが…
/ 638ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp