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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第47章 本番前の朝リハ


スタッフ『では、次は昨日ぬかるんでいたトロッコ移動の確認を行います』


 トロッコの乗り心地を確認するメンバーを下から移していると、相葉さんが僕のカメラに軽く手を振ってくれた。

(ワー 嬉しい🎵 向こうから振ってくれると こんなに嬉しいんだぁ)



スタッフ『それでは ムービング動かします』


 一つ一つの機材を起動していく。



周りを見回しているメンバーの皆さん。


N「見てよ」
 空を指す二宮さん

A「あー」
 腰に手を置いて二宮さんの指が指す方を見る相葉さん。

空に飛行機が飛んでいる。




 一通りチェックリストの項目を確認し終わると松本さんが犬養君の方を向く。

 犬養君が親指を立てる。



M「じゃ…一度 音を流して… 歌ってくれる?」
 松本さんが翔様の方を向く。


S「どこから行く?頭?」


M「えっと…」
 松本さんが腕時計をみる。


N「一通り踊る?」
 二宮さんがゆっくり近づいて来る。


M「ん…」
 大野さんの方を向く松本さん。



O「踊るトコ 踊る?」
 相葉さんに話しかける大野さん。


A「うん 踊る」
 頷く相葉さん。



M「それじゃ」
『 〝Oh!Yeah!〟のムービングのトコから〝5×10〟入るまで歌って踊ります 』
 マイクを通して方針をつげる松本さん。



スタッフ『了解しました』
 スタッフが一斉に動き出す。




 メンバーも自分の立ち位置に動き出す。



全てのスピーカー ライト 機材が本番使用の力量で動き出す。




S『 Oh!Yeah ! Oh!Yeah ! 』




 それによって周りの住宅の窓から人が出てき始めてた。

(知らない人にとっては、騒音になるのかぁ…)





Sマイク『朝っぱらから ご迷惑かけております』
 部屋から会場を見ている人に謝る翔様。



(見えていらしゃるんですね さすがです!!)


マイクを通してメンバーの皆さんが歌って 踊っている。



昨日の天気が嘘のように青空で温度もドンドン上がって行く。




カメラを持っている僕の腕から汗がながっる。



(ああ 暑い…)

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