• テキストサイズ

虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第6章 通常運転です


松本視点

相葉くんの後ろについて行きながら、携帯を着信を確認する。

(翔くんからのメールと、定期報告だけだな…)


 前を歩く相葉くんから、テンションの向上を感じる。

(朝活って、良いみたいだなぁ…
 でもなぁ、朝いちで、からだ動かした…1日持つかなぁ)


相葉くんが翔くんの部屋の扉に手を伸ばしたら「ピンを買わすぞ」とニノのマジ声が聞こえた。


「今の何? マジ声だったよ?」
小走りで相葉くんに近付く。


A「わかんない?とりあえず 入ろう」
 強張った顔で扉を勢いよく開ける相葉くん。



(先行くよ)

相葉くんの横をすり抜け部屋に入る。


 目の前には、ノートパソコンを抱えてムッとしているニノがいる。



(ニノが叫ぶって… なにごとよぉ…)

「なになに? 外まで聞こえてるよ?」
(穏やかに…穏やかに…)


A「なんか あった?」
 相葉くんも確認するように周りを見回す。



S「はは 凄いタイミングできたね」
 翔くんが笑っている。


(笑ってる…何だろう、聞くが早いね)
「どうしたの?パソコンなんかあった?」
ムッの口をしたニノに声をかける。

N「あの人!考え無しにパソコンにカップを!」
 ニノが単語を言いながら、リーダーをジロッと睨み付ける。

 カップを胸に隠すリーダー。



「え?ニノの大事なパソにコーヒーかけそうになったの?」
ニノを見る。

 小さく頬を膨らまして頷くニノ。


「ははっ(なんて、平和なケンカ…でも まー)そりゃ 怒るわ」
額を押さえて頭を振りながらリーダーを見る。


O「ワザとじゃねーよ」
 バツの悪そうな顔でマグカップ見ている。


(そうねぇ リーダーが故意にニノの嫌がる事しねーのは、わかっているよぉ)



S「雅紀」
 翔くんが相葉くんに近づく。



S「さっきね ニノがコメント打込みしてるトコに、智くんがすり寄ったのよ
 で、中身パソコンにかかりそうだったから、激怒り って感じだよ」
 翔くんが説明している。

 なぜか頬を触りながら、口をパクパクしている相葉くん。


(相葉くんのケアは大丈夫だね…)

/ 513ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp