第22章 確認していこう！！

相葉視点

翔ちゃんが合流したのを見て、俺はエンジンが止まっているヘリの前まで行く

ス「相葉さんが一番ですね」
　スタッフが近づいてきた。


「一番に降りるのは松潤でしょ？」


ス「あ…　はい　そうですね」

（ん？なんか歯切れが悪い？）


ス「俺リーダーとこ行きます」
　スタッフの一人が大ちゃんの方に走って行く。


　ニノちゃんはヘリの前に行く。
　翔ちゃんは大ちゃんの側に居る。


「雨降りそうなんだから！」
大きな声を上げてアピールする。


　三人がヘリの前に並ぶ。

（やるのね！）


Ｎ「じゃ　音楽よろしく」
　トランシーバーに話しかけるニノ。


曲がイヤモニに流れてきた。


　松潤が日本で作った一生懸命作ったオープニングの曲


Ｎ「じゃ　やりますよ」
　ニノの号令が聞こえた。

「はいはーい　ふぅ…」
手を上げて一息吐いて、まだ　完全な状態ではない　セット裏を見上げる。


　イヤモニの曲のタイミングを取りながら

ヘリから離れ
クールでスマートに歩いてテントまで行く

　スタッフ達が、さっきより　キリッとした顔をして仁王立ちしていた。

（そうか…スタッフも立ち位置　変更したんだ…）

マイクを貰って　階段を登っていく。


「おお」
さっきも見たはずのステージからの風景に鳥肌が立つ。




Ｎ「わかりました」
　トランシーバーを持ったまま少し下を向くニノ。


（ん…どうしたの…）


Ｓ「どうしたぁ」
　俺より先に翔ちゃんがニノの近くいく。

Ｎ「潤くんが　合流します」
　直ぐに顔をあげ、情報をいうニノ。

Ｓ「ん～　了解」
　うんうんとうなずいて離れていく翔ちゃん。


（ん～　翔ちゃんもなんか　動きが硬い…）

「しょうちゃん」
翔ちゃんに声をかける。

Ｓ「ん？」
　俺の方を向く翔ちゃん。

「ちょっと　体動かしとく？」（頭も動くよ？）
体を揺らしてみる。

Ｓ「そうだね…」
　翔ちゃんと即席のセッションになっていく。


（翔ちゃん　一緒にダンスすると　気分が良くなるよね）



Ｍ「お待たせ」
　潤ちゃんが走ってステージに登ってきた。

（あ！来た！！）


　ニノが迎え　話をしている。