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虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第7章 記憶の風景


チーフ視点

M「LIVEオープニング案の中に『船でビーチ上陸案』があって、
 『似た船』を探していたみたい」


N「えー!!そんな案聞いていないよ!!」
 露骨に嫌がる二宮。


M「ニノがそういうと思って案を絞る前にキャンセルって言ったよ。
  会場の下見した時も、しっくりしなかったし…
  そしたら!『当時の船があった!』って

  ほら!
  ニノあの時だよ!スタッフが、呼びに来た…」
 指をクルクル回しながら二宮に言う松本。

N「あー!コンテナの前の時?」
 思い出したと大きく口を開ける二宮。


S「コンテナの前?」

N「翔さんがZEROの仕事中の頃 俺、松潤とドールのコンテナとか見て回ったんだ」
 二宮が櫻井に説明している。

S「そうなんだ…」


N「その時に、スタッフが走ってきたから、トラブルかと思ったよ」

M「内容確認した時、サプライズみたいな気分だったよ」



A「みたーい!!」
 目を輝かす相葉。


M「コンサート会場のすぐ近くだから寄り道してみる?」
 腕時計を確認する潤くん。


A「いこうよ!!」
 相葉のテンションが上がる。


N「DVDはめ込みに“船あったよ”的な映像もどうかな?」
 二宮が近くのスタッフに声を掛けている。

スタッフ「いいと思います」


「よし。移動だ!」

A「いこう!!」
 相葉は大げさに車に向かって走って行く。




 その後ろ姿と二宮がカメラに収めている。

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