第109章 一時　退席　と言う事で！

大野視点

キラキラした輝きが俺とみんなの周りを舞っている。



Ｓ『　精霊様　』
　翔くんが一歩前に出る。


（帰還か）


Ｓ『我々嵐は　人界で１５年記念の演武を行います。
　　しばし、席を外し、準備をいたします。

　　お気持ちが向きましたら、器の我々の演武をご観覧ください。
　　では、失礼します』
　翔くんが胸に手を当て頭を下げる。


（そういうスタイル似合うねぇ🎵）


｛waga seni｝我が背に
　背後からふわふわの温かい物が包み込んできた。


（わぁ　これ　松潤のモモ？　あったかぁーい）


｛ナタラージャ様｝
尾の長い小さいフワフワが肩に飛び乗る。



《この声は、お嬢？》


｛はい♡　帰還に同行します🎵｝
フワフワの尾を振って松潤の方に飛び移る。


（そうか…皆の従者が俺たちを護ってくれるんだね）

天高い空を見上げると、白い小さい鳥が飛んでいた。



｛　人界へ帰還　｝
モモの力強い宣言で、体が浮く。




　手を降るカハラ様。


その側に　ニノの御憑が白い花を持って見上げている。



≪俺たちのコンサート観に来いよ！！≫
大きく手を振って　人界に帰る。