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虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第101章 確認する!


大野視点

(うん 翔くんは何にも悪くない。悪いのは、アイツだ)
ニノに抱きつく相葉ちゃんの足元に目を向ける。


S「そう? ならいいけど…」
 納得していないと翔くんの声と態度が言う。


(あれれ?なんか 変な反応……)


  syou ni ayatu no koto kanndukareruzo
ショウに アヤツの事 勘づかれるぞ

(それは、困る!
 相葉ちゃんがライバルになったら、勝ち目薄い!

 やっとのことで、松潤を味方にできたのに……

 えっと‥何か あ!そうだ)
「さっき二人で笑えたのって、何が笑えたの?」
下を向いてしまった翔くんに話しかける。

 翔くんは、勢いよく顔を上げて詰め寄ってきた。

(わ!そ、そんんなぁぁに見つめないでぇ)
翔くんの目力から逃げる。


S「ごめんね」
 翔くんが謝った。

(え?ごめんってなに?)

ちゃんと翔くんの方を向くと、翔くんが丁寧に事柄を説明し始めた。


「うん?」
(モノマネ…そういえば、相葉ちゃんもそんな言葉言ったような…)


S「でね?」
 俺の表情で、追加の説明してくれる。


S「ごめんね」
 また謝る翔くん。

「ううん(そんなに謝らないで)こっちこそごめんね」
翔くんに謝罪する。

S「ううん、俺こそ、誤解を生むような行動して、ごめんなさい」
 頭を下げる翔くん。

S「今度からは、ちゃんと見てるから…」
 声が震えている。

あわてて翔くんの顔を覗きこむ。

“自分が悪い”っとすべてを背負い込むそうな顔をしている。

「ああ、そんな顔しないで!」
(俺は、翔ちゃんの笑顔が見たいんだ)

S「どんな顔してる?」
 不安そうな目で俺を見る翔くん。

(この状態では、説明するの俺無理だわ)

「挨拶考えて!」
持っていた手帳を翔くんの胸にグッと押し付けた。

S「え?」
 予期せね事に驚く翔くん。

「なんか イヤなの 考えて!」
(全然違う話にしちゃおう)


M「ダメだよ リーダー用に色々配置したから、他の人に振っちゃ…」
 松潤が近づく。

(おぉ良いタイミングで きた。お前も使う!)
「別に、変わってほしいんじゃない!文章がヤナだけだ!」
松潤に向かってわざとらしく意見を言う。


 松潤がちょっと驚いた顔で翔くんの方を向く。

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