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虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第93章 くふふ 知りたい?


相葉視点

M「説明してあげるよ。」
 潤ちゃんがニヤっと口角を上げる。

(え!してくれるの?)
「教えて 教えて!」
大ちゃんの体にくっついたまま潤ちゃんに近づく。


M「いいよ」
 ニコニコ笑っている潤ちゃんが右手の指三本を広げて、3Dポログラムを起動させる。

(いつ見ても…すごく綺麗だぁ)

O「好きだね…松潤のホログラム見るの」

「うん好き!だって綺麗だもん。間近で見れるの特権!」

O「コンサートの時パソコンでも3D映像 見せてくれるじゃん?」

「あーあれも綺麗だけど、俺的にはこっちの指三本の方が好きだよ?」
潤ちゃんみたいに指を三本伸ばす。

 大ちゃんがクスッと笑う。


M「お二人さん?そろそろいいですか?」
 本家本物潤ちゃんの声が聞こえる。

「うん! やっちゃって!」

手の上に広がるキラキラした空間に、俺と大ちゃんみたいな小人が現れた。

M「相葉くんがリーダーに抱きつくと、翔くんが腰の辺りを」

キラキラ空間に翔ちゃんらしき小人が走ってきて、俺小人のお尻を蹴る。


O「わー 綺麗なキック」
 大ちゃんが感想を言う。

M「んで、ニノが静かに近づいて」

キラキラ空間の俺小人の足を蹴るニノ小人。


「きゃぁ その蹴り痛いよ!」
足に痛みを感じた気がして、大ちゃんの背中を離して、しゃがんで足をさする。

(でも、何で二人に蹴られるんだろう?)


M「あれ?相葉くん意味わかんなかった?」


「ダブル蹴りはわかったよ?でも、なんで俺 蹴られるの?」


M「もぉ、特別に言葉で説明して上げるよ。翔さんの蹴りの意味はね…」


S「なに?なんの説明?」
 翔ちゃんが小走りで帰って来た。


「あのね! ダブルで蹴られる訳を…うぅぅ んぅ」

M「わーわーわー」
 潤ちゃんが慌てて俺の口を押えてきた。


(なにするのぉ)

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