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虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第3章 それぞれ歩幅を…


二宮視点

S「Holy place?」
M「………どんな所なんだろう…」

(チーフの呼び出し…みんなの前で大野さんを怒らないでほしいな…)

A「あー綺麗な所とか?シークレットショットとか欲しいんじゃない?」


(能天気な…笑顔…)

「かもしれないね…」

{大丈夫。もう チーフ 怒ってない}
理解者の声が斜め上から聞こえてくる。


  !!

いきなりの呼びかけに体がザワつく。

≪いきなり、話しかけるなよ…≫
周りを確認、しながら理解者に向かって叫ぶ。


{カズナリ が チクイチ報告と言った}

≪あー確かに…≫
理解者の淡々とした返事に、口を尖がらす。


≪でもさ、報告にも配慮がいるでしょ?

 う~ん

 そうだなぁ・・豆型でも姿現してよぉ
 その方が報告だって分かる。

 今更変な子扱いされたくない≫

今の感情の処理として、改善を求める。

{…カズナリ が 望むならそうしよう}
 小さい蛍位の光が現れる。

≪そう。それくらい!!
 で、もうチーフ怒ってないのね?≫


{初めから、ちいふ は サトシ に怒りの感情はなかった}


≪確かに……≫

(車に帰ってきた時、そんな感じはなったな…)

≪なら安心して、みんなでチーフに会える。
 理解者、何かあったらよろしく!!≫


{了解した}
 光は数回点滅し、消えた。
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