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虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第29章 飲みが進む


松本視点

N「マー君。お酒作ったらな、食事もしてよ。あしら、イッパイ踊るんだから…」

(いま?噛んだ?もう酔ったの?)

A「食べてるよ。ほら。パスタもお肉も、もうないし!!」
 相葉くんが空の皿を集めて食べているとアピールしている。


S「ニノ?『あしら』ってなぁに?」
 ニヤッと笑う翔さん。


N「明日です!私 ちゃんと 言いましたよ」
 頬を膨らませるニノ。

「噛んだよねぇ~絶対噛んだぁ」
めったにないから、チャチャを入れるつもりで笑って見た。

「翔くぅ~ん。アシラの予定なんだけどぉ」

S「はいはい。どんなぁ予定かなぁ?」

翔さんと寸劇をやろうとしていると「私の発言で、遊ばないでください」とニノが声を上げる。

A「まーまー」
 相葉くんが仲介に入る。

N「もう。お酒飲んだんだから、滑舌悪くなってもいいでしょ?」
 頬を膨らませたままのカズは水割りを飲んだ。


「噛んだの認めたね。翔さん」

S「そうだなね」
 翔さんが口角を上げて笑う。











それから、

五人は今日のリハで気になったことや、思い出した昔話を話していた。

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