第9章 特別製の舞台
♪どんな言葉を使えば
♪もっと心通じ合えたかな
♪強がりの笑顔に隠した その涙
♪どんな日々を過ごしたって
♪きっと現在(いま)を信じつづけていれば
♪ひとつだけ僕たちの道が始まるよ
♪優しさに触れる瞬間(とき)が
♪幸せへ導いてゆく
♪微笑む声 重ねたなら
♪僕らは ほんのちょっとずつ
♪歩いて行ける気がした
音楽が小さくなっていく…
O「いいね…」
素の感想を言う大野
A「本番は生バンドだよね」
大野の感想に相葉が言葉を重ねる。
S「なんか…すごい事になりそう…」
N「なりますよ。なんたって潤くんの演出です」
M「そんなにヨイショしても何も出ないぞ!」
太陽がゆっくり海に沈んでいくのを五人で木箱に座ってみていた。
M「よし。出来上がっている機材の動きチェックしながら、流していこう!」
「「「「おー」」」」